WooCommerceはWordPressで最も人気のeコマースプラグインで、機能や拡張機能ライブラリが本当に充実しているとてもパワフルなツールです。60か国以上に対応しており、オープンソースのソフトウェアなので常に改善が続けられています。
しかし、かなり複雑だというデメリットもあります。WooCommerceより使いやすいネットショップビルダーは他にもあります。
WooCommerceはあなたのニーズに合っているのでしょうか?よりシンプルなサービスを使った方が良いのでしょうか? 長所と短所について詳しく見ていきましょう。
機能と使いやすさ
まず、WooCommerceの機能はとてもパワフルです。画像ギャラリー、ページへ商品の埋め込み、評価やレビューの表示などに対応しています。
WooCommerceは拡張機能をたくさん用意することで他社サービスと差をつけています。無料の拡張機能でも40種類以上ありますし、有料アドオンは約300個もありますから、ストアの機能性を向上するために役立ちます。このような拡張機能を使えば支払いサービスを導入したり、サブスクリプションを販売したり、ネットショップのマーケティングを改善させたりできます。
WooCommerceの最高の機能は商品のオプションです。色、サイズ、素材などの商品オプションがあります。他のeコマース向けサイトビルダーだと、作成できる商品のバリエーションに制限があることが多いのですが、WooCommerceだと可能性はほぼ無限大です。
WooCommerceにはたくさんの機能がある反面、初心者には少し難しいというデメリットもあります。WordPressもあまり使いやすくないのでWooCommerceもWordPressの最大のデメリットを受け継いでいると言えます。ドラッグアンドドロップで編集できませんし、ダッシュボードも少し複雑です。
WooCommerceはほとんどすべてのWordPressテーマで利用できますが、一番オススメなのはテーマストアで入手できる17種類のWooCommerce専用テーマです。そのうち3つは無料で利用でき、有料のテーマも手頃な価格で入手できます。
StorefrontというWooCommerceからの公式テーマがあるのですが、このテーマにはプラグインが無料で搭載されています。このテーマはストアから利用できる大半のプレミアムテーマの土台となるもので、レビュー、価格表、商品の共有など、無料・有料の拡張機能でStorefrontをカスタマイズすることもできます。
価格とサポート
WooCommerceの魅力の一つは、100%無料でダウンロードして利用できることです。ほとんどの拡張機能は有料ですが、1銭も払わずにWooCommerceで最も重要な機能をすべて利用できます。
もちろん、WordPressサイトをホスティングするにはお金がかかります。WordPress.orgを利用するにはHostinger、Siteground、A2 Hostingなどのウェブホスティングプロバイダが必要ですし、WordPress.comの場合はビジネスプラン以降でなければプラグインを利用できません。WordPressホスティングの月額料金はコーヒー一杯以下の価格で利用できるのでとても手頃です!
WooCommerceのカスタマーサポートを利用するには有料の拡張機能またはテーマをインストールしてある必要があります。WooCommerce Docsサイトには役立つ資料が何百件もありますから、WooCommerceでネットショップをセットアップする方法や問題の解決方法を調べることができます。
WooCommerceのストアから拡張機能やテーマを購入した場合はサポートチケットを送信できます。どんな問題が発生しているかによってはライブチャットで質問することもできます。WooCommerceのサポートの対応時間は月曜から金曜、午前8:30~午後5:00(UTC+2)です。サポートのリクエストを送信したら24時間以内に返信が届くはずです(週末を除く)。