WADAXは大企業であるGMOインターネットグループに所有されている会社で1995年から日本のインターネットサービスを提供してきた実績があります。WADAXはカスタマーサポートとセキュリティに力を入れており、ハッキング、不正、DDoS攻撃を防止するべく24時間年中無休でモニタリングしています。WADAXのホームページは日本語で利用可能です。
機能と使いやすさ
このホスティングサービスプロバイダは共有ホスティングプランなどの色々なサービスを提供しています。主な特徴は以下の通りです。
- ネットワーク稼働率99.9%を保証
- バックアップは任意のアドオン
- ドメイン登録は有料
- 最大で30のアドオンドメイン
- SSL証明書の購入が可能
- SSDディスク容量は20GB~150GB
- 毎月のデータ転送量無制限
WADAXの売りの一つは安全性とセキュリティへの取り組みです。そのためプランには以下のような複数のセキュリティ対策があります:
- ウイルスやマルウェアの侵入を防ぐウェブウイルスチェック
- WADAXのエンジニアによる定期的なセキュリティ(脆弱性)診断
- 不審な侵入探知と対策
- 大規模なDoS/DDoS対策
- 無料の共用SSL、FTPオーバーSSL
他社と比べて優れているのか定かではないものの、WADAXは安全性とセキュリティを優先させているのは明らかでしょう。
この会社は日本のソフトバンクデータセンターの中にデータセンターがあります。会社独自のデータセンターがあった方がいいものの、サーバーの24時間年中無休でのモニタリングと管理にはWADAXの職員が行っています。これらのサーバーはSSDとHDDのハイブリッド型を利用しており、それぞれRAID1とRAID6設定となっています。
PHP、MySQLおよびPostgreSQLはすべて最新版ですが、環境に合わせて古いバージョンを選択することも可能です。また、高度なプログラミング言語にも対応しており、Perl、Ruby、Pythonもすべて含まれています。Cronジョブも有効なので、定期的なスクリプトをスケジューリングすることもできます。
WADAXのホームページには明白に書かれていませんが、外部のレビューでは稼働率99.9%を保証しているようです。
価格とサポート
他の共有ホスティングプロバイダと比べて
WADAXのプランはやや高価格ですが、複数のドメイン、ウェブサイト作成ツール、いくつかの高度なプログラミング言語に対応しているなどの特徴があるのは良いでしょう。また、価格には含まれていないものにはセットアップ料金(使用量2か月分の料金がかかります)とバックアップ料金があります。これらが料金に含まれていないのは珍しいでしょう。ただし有料の追加オプションとして提供している会社が全くないというわけでもありません。
セキュリティ機能はWADAXの主な注目ポイントの一つであるものの、必要な場合は別途でいくつかのセキュリティアドオンを購入する必要があります。ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)、SiteLockセキュリティ機能、GlobalSignなどのプレミアムSSL証明書などもあります。
ホスティングプランの契約期間は1、3、6、12か月が用意されており、契約期間が長いほど割引となります。他にも30日返金保証があるので長期契約も安心です。
カスタマーサポートに関してWADAXは「No!と言わないサポート」を提供しているそうです。また、電話やメールで対応が遅いのはいつか
という便利な表も掲載されています:
つまり、週末に問い合わせた方が素早く対応してもらえるということです。トラブルが発生するなら週末に発生することを祈るしかありません。利用を検討しているお客さんとして問い合わせたところ、2営業日以内に回答は来ませんでした。それでもサポートは24時間年中無休だと宣伝されていますし、FAQページもあるので自分で問題解決するのに役立つかもしれません。