Linkclubはいくつのサブブランドがある日本の「コンピュータクラブ」です。Linkclub Hosting X(プロの専用サーバーレンタル)、Linkclub Hosting Service(法人用Windowsサーバー)およびくくり(レビューはこちら)があります。10万以上のメンバーが登録しているそうで、サイトはすべて日本語で書かれています。
機能と使いやすさ
Linkclub Hosting Xは専用サーバーレンタルを販売しており、以下の主な機能が含まれています:
- サーバー可用性99.999%という実績
- ドメイン登録可能
- 最大で100のアドオンドメイン
- SSL証明書が利用可能
- ディスクは最大120GBまで
- 毎月のデータ転送量無制限
まず、Linkclub Hosting XはIntel Xeon 5300シリーズのプロセッサを使用しています。また、サーバーはRAID 10構成で、ディスクが故障した場合のデータロスのリスクを削減しています。サーバーはNTT PCデータセンターにあり、日本の地震に強い場所にあります。また、稼働率保証はないものの、平均の稼働率は99.999%だと宣伝しています。
プランはosCommerce、phpBB、Joomla!、Drupalなどの80もの無料プログラムに対応しているほか、PHP(ただし遅いバージョン5のみ)や最大30のデータベースも含まれています。SSHアクセスが許可されているのは良いでしょう。また、RubyやPythonなどの高度なプログラミング言語に対応も対応しています。
次に、Linkclub Hosting ServiceもLinkclubのサブブランドの一つで、法人向けWindowsサーバーを専門としています。これらのプランにはPHPとASPに対応しているほか、Microsoft SQLデータベース、掲示板やゲストブックなど複数のCGIツールもあります。
価格とサポート
プランは比較的高価格ですが、両方で専用サーバーレンタルが含まれているので他の会社と同じくらいかそれよりやや高い程度でしょう。両方ともSSL証明書とドメイン名の購入が必要ですからこの点のコストを考慮しましょう。
Linkclub Hosting Xは15日無料トライアルがすべてのプランに含まれていますが、Linkclub Hosting Serviceでも同じなのかはよく分かりません。14日間のクーリングオフ期間があるようです。サイトはかなり複雑で、Linkclubを始めるにはどうすればいいのかよく探さないと分かりません。
Linkclub Hosting XはFAQページまたはメールでサポートを提供しているのに対し、Linkclub Hosting ServiceはFAQとオンライン問い合わせフォームがあります。両方とも英語で問い合わせたところ、何日か待っても回答は届きませんでした。理想的には営業時間だけでなくて大々的に問い合わせ情報を両方とも表示してくれたらいいと思います。