InterServer 評判 2024年│本当に信用できるのでしょうか？

結果をまとめると、InterServerは素晴らしいサービスで、あなたのニーズに合っているかもしれませんが、断定することはできません。 オススメのウェブホスティングサービスの詳細比較では3位にランクインし、かなり優秀な成績を収めました。Kinstaのプレミアムプランなど業界の強豪にも勝る好成績でした。実際に利用した時には驚くこともあったので、利用者として何を期待できるか見ていきましょう。

初心者に必要なものをすべて含んだサービス

InterServerは初めてサイトを運営するという人向けに設計されています。技術に詳しくなくても簡単に始められるサービスです。また、ネットビジネスが成長するにつれてもっとたくさんの機能が必要になった時のために、多様なサービスも用意しています。

初心者のサイト管理者が注目したいポイントは無料サイト移転サービス、無料サイトビルダー、低価格のドメイン登録サービス、シンプルなコントロールパネルがあります。さらに、ワンクリックインストーラでWordPress、Joomla!、Drupal、Magentoなど450以上のクラウドアプリも利用できます。

メールの到達性を保証

InterServerにはデメリットもありますが、メールを送信するためのウェブホスティングサービスを探している方にはオススメです。無制限のメールアカウントが利用できるほか、メールの到達性に関する保証もあります。InterServerはメールの到達性の問題を解決したそうなのです。迷惑メールでなければ、メールは必ず到達し迷惑メールフォルダに入ることはないそうです。

WordPress VPSパッケージ

InterServerはWordPress VPSパッケージを複数用意しており、これらのパッケージにはWordPressがインストール済みです。また、WordPressのエキスパートからサポートしてもらうこともでき、他のサイトへの通信がピーク時だったり悪質な通信によってあなたのサイトに悪影響が及ぶことはありません。

さらに、SSD30GB・データ転送量2TBからSSD480GB・データ転送32TBまでリソースを自由に選択できるため、ニーズにピッタリ合ったサーバーを選択して価格と容量を調整できるのも魅力的です。

稼働率保証

InterServerは稼働率99.9％を保証しています。Cloudflareとそのキャッシングデータセンターとパートナーシップを結んでいることがその理由の一つです。もちろん、他のウェブホスティング会社は同じようなことを約束していますし、サービスレベル合意書（SLA）を見てみると、サイトが長時間停止してしまった場合、ケースバイケースで料金を返金しますが、最大で月額料金の50％までしか返金してもらえません。

非営利組織向けの無料ホスティングサービス

非営利組織の場合、InterServerならメールアカウント、容量、帯域が無制限の無料ホスティングサービスを利用できます。他の会社ではあまり見られない特長で素晴らしいと思います。

簡単に利用し始められる

InterServerは初心者向けサービスを提供しようとしているのですから、使い始めるのが簡単なのは驚くべきことではありません。アカウントの作成とサイトをセットアップする作業の手順が多いほど利用者を失う可能性が高くなりますよね。そのためサービスが限りなく使いやすいように工夫する必要があるのです。InterServerはどのように使いやすくしているのか見てみましょう。

簡単なコントロールパネル

InterServerはcPanelを使用しています。プロのウェブデベロッパーのほとんどがcPanelを使ったことがあるはずです。Linuxサーバーで管理ツールを使用しやすくなり、ほとんどのLinuxホストで業界標準として使用されています。

バックアップしやすい

InterServerはAcronisとパートナーシップを結ぶことで貴重なファイルやデータベースをしっかりバックアップできるようにしています。高速で最もパワフルなバックアップソリューションの一つとして知られています。パワフルですが、一番使いやすいツールとは言えません。初心者やサイトを作成して間もない時にはパワフルすぎるかもしれません。

アカウントの作成

私がアカウントを作成したときには登録作業は素早く簡単にこなすことができ、使い始めるまでに5分もかかりませんでした。インターフェイスはきれいとは言い難いですが、バグはありません。他の会社では必ずしもバグがないとは言い切れないのでInterServerはスムーズに使いこなせるのは良いと思います。

ドメインの接続とWordPressのインストール

InterServerはcPanelとSoftaculousを両方とも用意しているのでWordPressのインストール作業も試してみました。WordPressのインストールはワンクリックインストーラがあるので簡単ですが、ドメイン名の接続はそれほど簡単ではありません。Cloudflareコンテンツデリバリーネットワーク（CDN）のインストールは簡単でした。こちらをクリックしてWordPressのインストール方法、ドメインの接続方法のステップバイステップガイドをご覧ください。

北アメリカなら高速

どの会社にもサービスに満足できなかった利用者はいますよね。InterServerも同じです。ある利用者によると、その人のサイトのアップロード速度はオーストラリアで下位2％だったそうです。さらに別の利用者は毎日のようにサイトが停止してしまい、復元する唯一の方法はサポートチケットを作成して解決してもらうことだそうです。

それでも全体的にレビュー見ると満足した利用者の方が多く、私がSucuriページロード試験を行ったときにはパフォーマンスに感心しました。最速というわけではないものの、低価格なホスティングプロバイダとしては良いと思います。

InterServerはインドのバンガロールとオーストラリアのシドニーでのパフォーマンスが最悪でしたが、その理由はサーバーが北アメリカにあるからでしょう。この2つの地域で遅かったため全体の平均速度が遅くなってしまいましたが、それでも0.279秒というロード時間は比較的良い方です。不満は言えません！

サポートは最高ではない

サポート体制が充実しているサービスを求めている方は、InterServerは向かないかもしれません。ホスティングに限ったことではありませんが、それなりの料金を払わないと良質なサービスは利用できません。InterServerは経済的なホスティングプロバイダで、色々な部分でコストを削減しているのです。

InterServerは色々なチュートリアルを提供して利用しやすくしています。チュートリアルは初心者向けですが、経験のあるデベロッパーでも分からないことがあった場合には役に立つと思います。

ヒント・記事の部分で質問の答えが見つからなかった場合、24時間週7日体制のサポートチームにライブチャットまたは電話で問い合わせることができます。しかし質問をしてもサポートチケットを送信するようにお願いされる場合もあるので注意しましょう。

カスタマーサポートがどんな感じか試してみたかったので問い合わせフォームからメールを送ってみたところ、5分以内に対応してくれました。サポートチケットを送信したときも同じでしたが、ライブチャットでサーバーがどこにあるのか質問したところ、質問したとたん、スタッフの方はいなくなってしまいました。

それでも、対応までの時間はそれほど長くありませんでした。ただし、利用を検討している人として質問したので、顧客を獲得しようとして優先的にサポートしてくれたという可能性もあります。

InterServerのプランは格安で、必要なものを完備

料金について、InterServerはこれまで検証したレンタルサーバのなかでもかなり適正な価格設定です。レンタルサーバ事業者はさまざまな有料アドオンをプランに追加させようとしますが、InterServerの誠実なアプローチは好印象でしょう。アップセルや隠れた初期費用などは一切ありませんでした。

InterServerは共用レンタルサーバが1つしかありませんが、重要な機能はすべてそろっています。プランが多いと、スペックを比べてコストパフォーマンスが高いものを見極めなければなりませんが、InterServerなら、必要なものが1つのプランにまとまっているので選びやすいのです。

InterServerのStandardウェブホスティングプランは月払いはわずか$2.50～なのでとても格安です。この割引価格が適用されるのは初月のみですが、通常価格も手頃です。

ベーシックVPSプランも$6.00なので、共用レンタルサーバより若干高い程度ですが、高度なVPSプランや専用サーバーの料金は他社と同水準です。専用サーバーは月額$67.00～となっています。

支払期間は1か月、3か月、6か月、1年、2年で、長期プランに新規加入すると大幅割引が適用されます（通常の月額料金が最大50%オフ）。長期的には2年プランが一番お得です。繰り返しますが、上記の特別料金は1か月目のみです。

1年以上のプランに加入すると、ドメイン名を大幅割引で購入することもできます。

支払い方法について、Mastercard、Visa、American Express、Discover、PayPalで決済できます。全プランが30日間返金保証の対象です。