目次
おすすめマネージドVPS事業者の選定基準1. Kamatera:最も柔軟でスケーラブルなマネージドVPS2. Liquid Web:サポートが最高のマネージドVPS3. A2 Hosting:返金保証が最高のVPSプラン4. InMotion Hosting:EコマースにおすすめのマネージドVPS5. GreenGeeks:環境に配慮したマネージドVPSを選ぶならコレ6. SiteGround:おすすめのカスタムマネージドクラウドサービス7. GoDaddy:帯域幅が無制限のマネージドVPSとしておすすめ8. Scala Hosting:手頃なエントリーレベルのマネージドVPSあなたに合ったマネージド仮想専用サーバーは?よくある質問
プロ厳選!2024 年におすすめのマネージドVPSプロバイダ
- Kamatera:柔軟性とスケーラビリティが非常に高く、価格をコントロールできる
- Liquid Web:複数のマネージドVPSレベルがあり、サポートは業界トップクラス
- A2 Hosting:読み込み速度が高速で、「いつでも」返金保証付き
おすすめマネージドVPS事業者の選定基準
VPSサーバーが「マネージド」と宣伝されていても、必ずしもきちんと管理されているとは限らず、あなたのニーズに合うとも限りません。本記事では、次のポイントに注目しておすすめのマネージドVPSを選びました。- マネージドサービスの程度。VPSの管理保守をすべてお任せできるプランもあれば、そうでないものもあります。コンテンツ制作や顧客基盤の拡大に時間を割けるように、手間のかかる作業の大部分を行ってくれるホスティングサービスを選びました。
- リソースと拡張性が十分。多種多様なVPSホスティングプランがありますが、サイト運営に必要なものがそろっており、成長に伴って簡単にスケールアップできるべきです。
- 高水準のパフォーマンス。読み込み速度が速く、安定して稼働するのは非常に重要です。優れたマネージドVPSなら、スピードと稼働率の心配はありません。
- 豊富な機能。どのホスティングサービスもユニークな特徴がありますが、トップクラスのサービスはしっかりした基本機能を備えており、必要に応じて有料アドオンを追加することもできます。
- 万全のセキュリティ。マネージドVPSホストはサイトとユーザーデータの安全を確保する高度なセキュリティ機能を備えているべきです。無料SSLなどの基本的なものは必須ですね。
- コストパフォーマンス。マネージドVPSサーバーの価格と上記ポイントを検討し、満足できる品質で、予算にあったものを選びましょう。
1. Kamatera:最も柔軟でスケーラブルなマネージドVPS
KamateraのクラウドベースのマネージドVPSでは、サーバーの管理と保守を自分で行う必要がなく、なおかつ構成は自由にコントロールできるという点で他社と差をつけています。必要に応じてリソースを即座にスケールアップまたはスケールダウンできます。サーバー、ファイアウォール、ロードバランサーを追加するのも簡単です。 大半のマネージドVPS事業者とは違い、構成を変更するにはプランを変更しなければならないわけではありません。Kamateraでは、必要なものを選んで、使い、その分の料金を支払う仕組みになっています。また、日単位、月単位ではなく分単位での支払いなので、不必要なリソースに対して料金を支払うことはありません。 同僚がKamateraを試した際、稼働率は100%で読み込み時間も速かったため、パフォーマンスは百点満点です。ただ、アカウントのUIはやや使いにくく、サポートはまあまあです。また、バックアップには追加料金がかかります。 とは言え、柔軟性、スケーラビリティ、確かなパフォーマンスを実現するマネージドVPSが欲しい場合、Kamateraは業界トップです。スタートアップ企業から大企業まで、あらゆる規模のビジネスに適しています。 Kamatera VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報- クラウドベースのホスティング。通常のホスティングでは1台のサーバーのリソースを使用してウェブサイトを動かしますが、Kamateraはサーバークラスターのリソースを使用するため、アクセス数が急増しても安定したがあっても信頼できるスケーラブルなパフォーマンスを提供します。
- リソースが豊富。Kamateraでは、他社のマネージドVPSよりリソースの最大値が高く設定されています。仮想CPUは最大104、RAMは512GB、ブロックストレージは40TB、帯域幅は5TBとなっています。
- 即時のスケーラビリティ。いつでも任意のリソースを個別にスケールアップまたはスケールダウンでき、支払うのは必要な分だけです。他社のマネージドVPSは構成があらかじめ決められたプランを少ししか用意していないことが多いですが、Kamateraは最大1,174種類の構成オプションがあります。
- クラウドロードバランサー。クラウドベースであることのもう1つの利点は、ピーク時やサーバーが故障した場合でも、ロードバランサーが読み込み速度とシステムの安定性を改善するため、ユーザーに影響しません(ラグやダウンタイムなど)。
- 30日間無料トライアル。Kamateraの無料トライアルでは、契約に縛られることなくサービスを30日間体験できます。1TBのストレージと1TBの帯域幅が含まれ、すべての機能を使用でき、専任アカウントマネージャーが対応してくれます。
クラウドベース? | はい |
帯域幅 | 1TB~5TB |
vCPU | 1~104 |
RAM | 256MB~512GB |
ストレージ容量 | 5GB~40TB SSDブロックストレージ |
無料SSL? | あり |
無料バックアップ? | なし |
稼働率保証 | 99.95% |
最低価格 | $4.00 |
2. Liquid Web:サポートが最高のマネージドVPS
Liquid Webもクラウドベースのソリューションです。マネージドVPSホスティングはフルマネージドとセミマネージド(コアマネージド)の2段階があります。フルマネージドではLiquid Webがサーバーのセットアップ、メンテナンス、サポートを全面的に管理してくれます。一方、コアマネージドではユーザー自身がサーバーの運用を行いますが、必要に応じてサポートを受けることができます。 どのレベルのマネージドVPSを選んでも、Liquid Webのサポートは私たちが試したなかでトップクラスでした。ライブチャットは対応が速く、役立ちました。チケット(問い合わせフォーム)も迅速できちんと回答してくれます。 Liquid Webは柔軟性が高く、大半のリソースを個別に構成できます。パフォーマンスは平均以上でした。同僚が検証した結果、読み込み速度は良好で、稼働率はパーフェクトでした。デフォルトでApacheウェブサーバがインストールされているので、WordPressサイトのパフォーマンスを最大化したい場合はLiteSpeedにアップグレードすると良いでしょう。 同様に、標準機能はまあまあですが、Liquid Webの機能性とセキュリティを最大限活かすにはアドオンを購入することになります。 Liquid Web VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報- LinuxとWindowsサーバー。すべてのマネージドVPSがWindowsサーバーを提供しているわけではありません。Liquid Webはこれを提供しており、コントロールパネルはPleskのみです。
- ウェブホスティング管理パネルのオプションが複数ある。Linux OSを使う場合、コントロールパネルは主にcPanel(日本語に対応)、Plesk(日本語に対応)、InterWorxの3つですが、大半のプランはDirectAdmin(日本語に対応)、Webmin、CentOSもサポートしています。
- 稼働率100%保証。ネットワーク上のすべての主要ルーティングデバイスに対して、100%のサーバー処理能力とネットワークアクセスが保証されます。
- 無料で毎日バックアップ。全プランに100GB分の毎日の無料バックアップが付いてきます。無料バックアップを提供していないマネージドVPSもありますから、素晴らしいですね。
- 24時間週7日体制のサーバーモニタリング。Liquid Webはサーバーで障害が発生していないか自動的にモニタリングしますが、サポートチームに問題を解決してもらいたい場合はフルマネージドプランが必要です。
クラウドベース? | はい |
帯域幅 | 10TB |
vCPU | 2~8 |
RAM | 2GB~16GB |
ストレージ容量 | 40GB~200GB SSD |
無料SSL? | あり |
無料バックアップ? | あり |
稼働率保証 | 100% |
最低価格 | $5.00 |
3. A2 Hosting:返金保証が最高のVPSプラン
A2 Hostingは本記事でクラウド技術を使用していない最初のVPSです。しかし、当社の調べでパフォーマンスと機能はKamateraやLiquid Webと同レベルであることが分かりました。 A2 HostingのVPSプランでは、セキュリティ強化と専用リソースを得られますが、柔軟性は低めです。リソース構成を調整したい場合、プランを変更しなければなりません。上位プランは高くなりますが、パフォーマンスがさらに向上し、より多くの機能が使えますから、コスパはそこそこ良いと言えます。 すべてのマネージドVPSプランに1〜5つのcPanelライセンス、Softaculous Premium、無料のサイト移行、稼働率99.9%保証が含まれます。使い勝手の良いレンタルサーバーですが、問題が発生すると「A2 Hostingはサポートがイマイチ」と感じるはずです。ライブチャットは常に利用可能とは限らず、サポート担当者は善意的ですが、業務委託された非エキスパートです。 A2 Hosting VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報- 無制限のドメイン。A2 Hostingでは、ウェブサイト、サブドメイン、アドオンドメインを好きなだけ設定できます。ただし、それらすべてを利用できるようにリソースが十分なプランを選ぶ必要があります。
- 「ターボ」サーバー。コストは増えますが、A2 Hostingのターボサーバーは独自のキャッシュ技術とNVMeストレージを備えているため、通常よりも最大9倍の通信量を処理できます。
- 高度なセキュリティ。24時間週7日体制でネットワークをモニタリングし、あらゆる種類のセキュリティ脅威から保護してくれます。また、毎日Linuxカーネルの自動アップデートを行い、強化されたDDoS対策、二重ファイアウォール、ブルートフォース攻撃対策などもあります。
- 按分返金。30日以内であれば全額返金を受けることが可能で、6か月以上のプランを前払いした場合、いつキャンセルしても残り期間分の金額を返金してもらえます。他のマネージドVPS事業者はこのような取り組みを行っていません。
クラウドベース? | いいえ |
帯域幅 | 2TB~4TB |
vCPU | 2~8 |
RAM | 4GB~32GB |
ストレージ容量 | 150GB SSD~450GB NVMe |
無料SSL? | あり |
無料バックアップ? | なし |
稼働率保証 | 99.9% |
最低価格 | $2.99 |
日本語のサポート | ライブチャットとメール。自動翻訳を用いて対応 |
InMotion HostingのマネージドVPSは帯域幅の余裕があるため、500,000~1,500,000人の月間訪問者数に対応できます。eコマースに最適化されており、読み込み速度が速いことに加えて、PCIに準拠しており、高度なセキュリティを備えています。 他社のマネージドVPSと比べると上位プランはリソースの上限が低めですが、InMotion Hostingはあらゆる規模のビジネスやアクセス数の多いサイトのニーズに応えられるよう設計されています。 全体的にInMotion Hostingの特徴、使いやすさ、サポートはしっかりしていますが、素晴らしいとは言えません。同僚がパフォーマンスを検証した際、読み込み速度は良好で、100%に近い稼働率を記録しましたが、サポートによると、稼働率保証が99%だそうです。ほかのプロバイダと比べると0.9%低く、停止時間が毎月数時間発生しても保証範囲内となる可能性があります。 InMotion Hostingのデータセンターはアメリカに立地しており、サポートもすべて米国が拠点です。CDNを使用することで世界の利用者にも高パフォーマンスなサイトを提供できますが、どちらかと言うとInMotion Hostingはアメリカを狙ったサイトに最適です。
InMotion Hosting VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報InMotion Hostingは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
- スナップショット。マルウェアやランサムウェアなどの脅威から防御するため、プロセスを含むサーバー全体を簡単にバックアップ・復元できます。
- UltraStack。ページの表示速度とアップタイムを最適化するためにカスタムキャッシングを使用した独自のインフラ構成で、常に最高のパフォーマンスを実現します。
- ドラッグ&ドロップのWebサイトビルダー。ドラッグ&ドロップならWordPressサイトを非常に簡単に作成できますね。BoldGridサイトビルダーには200を超えるテンプレートが用意されています。
- 90日間返金保証。A2 Hostingの日割り返金は例外ですが、InMotion Hostingの90日間返金保証は非常に寛大です。
クラウドベース? | はい |
帯域幅 | 4TB~7TB |
vCPU | 2~8 |
RAM | 2GB~8GB |
ストレージ容量 | 45GB~140GB SSD |
無料SSL? | あり |
無料バックアップ? | なし |
稼働率保証 | 99% |
最低価格 | $9.99 |
日本語サポート | ライブチャット。自動翻訳を用いて対応 |
5. GreenGeeks:環境に配慮したマネージドVPSを選ぶならコレ
GreenGeeksは業界で最も環境に優しいマネージドVPS事業者です。会社名「グリーン」という単語が含まれていることからもそのことが伺えます。電力を1メガワット使用するとその3倍の再生可能エネルギー証書(REC)を購入しています。また、ホスティングアカウントが新規作成されるごとに1本の木を植えています。 GreenGeeksのマネージドVPSプランは通常価格が最も安いのが特徴です。リソースはKamateraやA2 Hostingなどには及びませんが、リソースと機能の組み合わせを検討すると中小企業にとってコスパ抜群のレンタルサーバーとなっています。 GreenGeeksではcPanelが利用でき、WordPressのインストールもシンプルなので、使いやすさは抜群です。また、マネージドサポートは私たちが使ったなかでトップクラスです。 どのプランも機能はまあまあですが、SSL、サイト移転、Softaculousなど、無料特典がいくつか付いてきます。当社の調べで稼働率は99.9%でしたが、LiteSpeedのウェブサーバを使っても読み込み速度は平均的でした。 GreenGeeks VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報GreenGeeksは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
- cPanel/WHMがインストール済み。最初からパフォーマンスとセキュリティが最適化されており、cPanel Soloライセンスが1つ含まれます。
- 率先した防御。リアルタイムスキャンが潜在的な問題を検出し、トラブルを未然に防ぎます。検出された問題はライブチームが修正します。
- 無料でcPanelに移行。既に他社のVPSを利用していて乗り換えたい場合、GreenGeeksのサポートチームがウェブサイトを無料で移転してくれます。
- 帯域幅は10TB。全プランで帯域幅は10TBで、月間訪問者に換算すると約2,000,000人に対応できます。
クラウドベース? | いいえ |
帯域幅 | 10TB |
vCPU | 4~6 |
RAM | 2GB~8GB |
ストレージ容量 | 50GB~150GB SSD |
無料SSL? | あり |
無料バックアップ? | なし |
稼働率保証 | 99.9% |
最低価格 | $39.95 |
6. SiteGround:おすすめのカスタムマネージドクラウドサービス
SiteGroundは仮想専用サーバーを提供していませんが、マネージドクラウドホスティングはVPSとほぼ同じです。マネージドクラウドホスティングでは、専用リソースを備えたプライベートコンテナを利用し、仮想サーバークラスタを通してサイトを動かすことになります。 しかし、クラウドインフラにはそれなりのコストがかかります。SiteGroundのマネージドクラウドホスティングは、この記事で紹介した製品のなかでも高いほうです。特に、プランのリソースをスケールアップしたい場合は割高です。 その分の価値はあるのでしょうか?高速で信頼性が高く、セキュリティがしっかりしており、機能も充実している高度な技術が欲しい場合は値段相応の価値があります。一方、予算が限られていたり迅速なサポートが必要だったりする場合は加入する価値はないかもしれません(当社の検証では、サポートは遅めでした)。 登録時にクラウドのリソースをカスタマイズすることもでき、スライダーをドラッグするだけなので簡単です。SiteGroundで使いやすいのはそれだけではありません。独自のコントロールパネルも非常に使い勝手が良く、効率的です。 SiteGround クラウドホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報SiteGroundは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
- Googleクラウドプラットフォーム。SiteGroundはGoogleの仮想マシン上のSSD永続ストレージを使用しているため、ウェブサイトは常に安定して稼働します。
- 大規模なグローバルネットワーク。データセンターは北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアに立地しており、CloudflareのCDNネットワークを利用しているため、利用者がどこにいてもサイトは高速で表示されます。
- 分散された、冗長な毎日のバックアップ。アカウントを毎日バックアップする際、SiteGroundはウェブサイトのファイルとデータのコピーを複数作成し、さまざまな安全な場所に保存するため、万一サイトで障害が発生した場合にどの部分も復元できます。
- NGINXダイレクトデリバリー。ダイナミックなフルページキャッシングに加えて、SiteGroundはNGINXキャッシング技術を使用して、ウェブサイト上の画像などの静的アイテムをより高速で配信します。
クラウドベース? | はい |
帯域幅 | 5TB |
vCPU | 4~33 |
RAM | 8GB~130GB |
ストレージ容量 | 40GB~1TB SSD |
無料SSL? | あり |
無料バックアップ? | あり |
稼働率保証 | 99.9% |
最低価格 | $100.00 |
7. GoDaddy:帯域幅が無制限のマネージドVPSとしておすすめ
高品質レンタルサーバーと無制限の帯域幅の両方を提供しているマネージドVPSは少ないですが、GoDaddyはその1つです。GoDaddyのマネージドVPSでは、スタンダードRAMプランと高パフォーマンスRAMプランを複数用意しており、vCPUは最大8個、RAMは32GB、SSDストレージは400GBで、トラフィックは無制限です。 GoDaddyはサーバー管理をすべて行うほか、サーバーのバックアップも毎週行います。追加のバックアップを設定したい場合は専門チームが応じてくれます。また、すべてのVPSプランで少なくとも2つの専用IPアドレスを取得できますが、高度なセキュリティ機能には追加料金がかかります。 GoDaddyのマネージドVPSは非常に高価格で、アンマネージドVPSと比べると笑ってしまうほど高いのです。もっとお得なVPSがあることは間違いありませんが、無制限の帯域幅が必要で予算がある場合、GoDaddyはしっかりしたマネージドVPSです。 GoDaddy Hosting VPS ホスティング
プラン名ストレージCPURAM価格
詳細情報GoDaddy Hostingは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
- 無制限の帯域幅。繰り返しになりますが、これは見逃せないポイントです。帯域幅が無制限だと、GoDaddyのポリシーに違反しない限り、月間訪問者数の制限がないということだからです。帯域幅無制限のVPSはほとんどありません。
- IPアドレスをさらに追加できる。すべてのプランで少なくとも2つの専用IPアドレスを追加でき、上位プランでは最大4つです。
- DDoS対策。高度なセキュリティは有料アドオンですが、GoDaddyはサーバーやサイトを24時間週7日体制でモニタリングし、DDoS攻撃によって圧迫されないようにします。
- OSとコントロールパネルを選べる。GoDaddyでは、OSはLinuxまたはWindows、コントロールパネルはcPanelまたはPleskから自分に合ったものを選べます(ただし、エントリーレベルのプランはリソースが少なめなので、Linuxしかサポートできません)。
クラウドベース? | いいえ |
帯域幅 | 無制限 |
vCPU | 1~8 |
RAM | 2GB~32GB |
ストレージ容量 | 20GB~400GB SSD |
無料SSL? | あり(1つの証明書が1年間無料) |
無料バックアップ? | なし |
稼働率保証 | 99.9% |
最低価格 | $4.99 |
日本語サポート | 電話、ライブチャット、ヘルプセンター |
8. Scala Hosting:手頃なエントリーレベルのマネージドVPS
Scala HostingのマネージドVPSは、エントリーレベルプランの価格が最も安いのが特徴です。独自のSPanelコントロールパネルは非常に使いやすいため、VPS初心者やスタートアップ企業、スモールビジネスの経営者は取っ付きやすいと感じると思います。 Scala HostingのエントリーレベルのStartプランは、1つのCPU、2GBのRAM、および50GBのSSDストレージが含まれ、帯域幅は無制限です。同僚が試したところ、読み込み速度は優秀で、稼働率は100%でした。全プランにSSL、毎日のリモートバックアップ、サイト移行などの無料特典が多数含まれます。 Scala Hostingのもう1つの素晴らしい点は、Kamateraのように個々のリソースを調整し、必要な分しかコストがかからないこと。しかし、リソースが固定されているプランのうち、中位プランから上位プランはコストがやや高く、他社の価格と同等です。また、マネージドVPSの最高の機能を活用するには機能をアップグレードしなければなりません。 ScalaHosting VPS ホスティング
プラン名ストレージ帯域幅CPURAM価格
詳細情報ScalaHostingは、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。
- ワンクリックでWordPressをインストール。WordPressをすばやく簡単にインストールできます。インスタンスをいくつでもインストールでき、SPanelからすべてにアクセスできます。
- SShieldによる高度なサイバーセキュリティ。Scala Hostingによると、この独自のセキュリティソフトウェアは99.998%のウェブ攻撃をブロックするそうです。不正アクセスされた場合は通知が届きます。
- クラウドによるスケーラビリティ。Scala Hostingはクラウドインフラを採用しているため、独自のサーバーでも、DigitalOceanでも、Amazon Web Services(AWS)でも、オンデマンドでサービスを調整できます。
- データセンターを選べる。Scala Hostingの米国またはヨーロッパのデータセンターでホスティングすることも、DigitalOceanとAWSを使用して世界のあらゆる地域でホスティングすることも可能です。
クラウドベース? | はい |
帯域幅 | 無制限 |
vCPU | 1~8 |
RAM | 2GB~16GB |
ストレージ容量 | 50GB~320GB SSD |
無料SSL? | あり |
無料バックアップ? | あり |
稼働率保証 | 99.99% |
最低価格 | $20.00 |
あなたに合ったマネージド仮想専用サーバーは?
ご自身に最適なマネージドVPSを選ぶには、予算とニーズのバランスを考える必要があります。リソースや機能を使わないのに高いプランに加入するのはもったいないですね。一方、リソースを多く必要とする場合は、少し高いプランを選んだほうが良いかもしれません。
VPS選びに悩んでいる方のために、ニーズ別におすすめサービスをまとめて紹介します。
予算に余裕があり、優秀なパフォーマンス、無敵な柔軟性とスケーラビリティを求めるのであれば、Kamatera を選びましょう。
自分でサーバーの保守管理をしたい場合、Liquid Webは、VPSサポートが最高で、フルマネージドプランとセミマネージドプランを提供しています(後者のほうが低価格ですが、サーバー管理を積極的に行うことになります)。
A2 Hosting は、返金保証が最高で、全体的に高パフォーマンスです。
InMotion Hostingは、eコマースに最適化されており、月間訪問者数が50万~150万人のサイトにおすすめです。
GreenGeeksは環境に配慮しつつ、コストも抑えたい方に適しています。通常価格が市場で最も安く、かなり価値があります。
厳密に言えばVPSプロバイダではありませんが、SiteGroundのクラウドサーバーではVPSと同様のメリットを得ることができ、簡単にスケールアップできます。ただ、財布に優しいとは言えません。
GoDaddyとScala Hosting は帯域幅が無制限ですが、Scala HostingのエントリーレベルのマネージドVPSプランは業界でもかなり安いほうであるのに対して、GoDaddyの価格は割高です。
クラウドベース | vCPU | ストレージ | 最低価格 | ||
Kamatera | ✔ | 1~104 | 5GB~40TB | $4.00 | |
Liquid Web | ✔ | 2~8 | 40GB~200GB | $5.00 | |
A2 Hosting | ✘ | 2~8 | 150GB~450GB | $2.99 | |
InMotion Hosting | ✔ | 2~8 | 45GB~140GB | $9.99 | |
GreenGeeks | ✘ | 4~5 | 50GB~150GB | $39.95 | |
SiteGround | ✔ | 4~33 | 40GB~1TB | $100.00 | |
GoDaddy | ✘ | 1~8 | 20GB~400GB | $4.99 | |
Scala Hosting | ✔ | 1~8 | 50GB~320GB | $20.00 |