自分自身のためやビジネスのためにネットで存在をアピールするのは今の時代、必要不可欠なことです。このようなニーズに応えて、たくさんのプラットフォームが誕生しています。プログラミングの知識や経験が全くない人でも簡単にサイトを作成できるサービスがたくさんあるのです。基本的なパソコンのノウハウ、時間と少しだけお金さえあればサイトを作成できます。
しかしすべてのサイトビルダーが同じというわけではありません。セットアップが簡単なものもあれば、少しだけ使い方を覚える必要があるものもあります。細かい編集が可能なものや、価格が高いサービスもあります。この記事では私たちの気に入っている5つのサービスをご紹介します。あなたのニーズに適したものをお選びいただくために役立てば幸いです。
Wix 1
Wixは操作が簡単で素早くサイトを作成できることが強みです。この分野のプラットフォームのうち、これほどの人気を博した初の会社で、現在は1億人のユーザーを誇っています。
利用し始めるためには基本的な情報を提供していくつか質問に答えるだけです。テンプレートを選択すればサイトデザインに取り掛かれます。また、日本語版では利用できませんが、英語版にはアーティフィシャルデザインインテリジェンス(ADI)機能があり、アンケートの答えをもとに自動でテンプレートやアプリを選択してもらうこともできます。
Wixには450以上の多様なテーマから選択することができるのです。テンプレートの種類では業界最大ですがすべて高品質というわけではありません。それでも必要なテーマを見つけることはできるはずです。
Wixは使い始める際にドラッグアンドドロップビルダーの操作に慣れるまでは少し使い慣れる必要があります。しかし慣れると最高のサービスの一つです。かなりのカスタマイズオプションがあり、分かりやすいのが魅力です。
カスタマーサポートに関して、Wixは初心者に最適で、画面内にたくさんのヒントや動画チュートリアルがあり、機能の使い方を分かりやすく教えてくれます。
Site123 1
Site123はそれほど浸透しているわけではありません。しかし素晴らしいサービスで、もっと注目されるべきだと思いますし、将来的にかなり人気が出てくると思います。試してみればサイトを楽に開設できるように工夫されていることが実感できるはずです。
基本的な情報を入力するだけで登録できます。また、FacebookまたはGoogleのアカウントをリンクして登録することもできます。ウェブサイトのカテゴリを選択して適切なテーマを選択してもらうこともできますし、自分で好きなものを選択することもできます。
テーマは100以上ありそれほどたくさんあるわけではありませんし、デザインもシンプルなものばかりですが、質に関しては全く文句なしです。また、ページビルダーも本当に直感的に利用でき、Site123よりやや人気のあるWeeblyと同じような印象です。ただしWeeblyと同じようにカスタマイズオプションが限られているのが弱点です。無料または有料プラグインを使ってサイトの機能を拡大することもできます。
Site123には無料版と有料版がそれぞれ1つずつあるだけなので価格設定はとても分かりやすいです。有料版の方がリソースが大きく、電子取引が可能で無料ドメインがあり、Site123の宣伝はありません。
Weebly 1
5億人のユーザーを誇るWeeblyは最も人気のあるウェブサイト作成プラットフォームの一つでしょう。Site123と同じようにWeeblyも簡単にサイトを作成できるように力を入れています。実はWeeblyとSite123は似ている部分が多く、異なるのは機能性がWeeblyの方が多いという面です。
Weeblyの登録は本当に簡単です。基本情報を入力するか、FacebookまたはGoogleアカウントを利用して登録することができます。その後、テンプレートを選択して直ちにカスタマイズすることができます。テーマは35しか用意されていないのでやや物足りないでしょう。テーマはSite123とよく似ています。アッというような素晴らしいものではありませんが、モダンで魅力的なものばかりです。
Weeblyのアプリマーケットはアプリやプラグインの数と機能性の面ではSite123とWixの間くらいでしょう。ページビルダーはSite123とほぼ同じですが、真のドラッグアンドドロップ機能があります。テンプレートやページレイアウトはあまり変えられませんが、コンテンツ、色、サイズを編集することができます。
価格プランは個人向けの電子取引をしないサイトとネットショップに分けられています。価格はWixと似ていますが、数ドル高くなっています。
Volusion 1
サイトを全く作成したことがないけどネットショップを立ち上げるプラットフォームが必要だという人はご注目ください。Volusionはネットショップを開設したい個人や企業に特化したサービスと言えます。そのため、すべての価格プランで電子取引機能が利用可能です。
残念ながら無料プランはありません。14日間のトライアル期間を利用して重要な機能を試してみることができます。また、登録してからネットショップをセットアップに48時間かかります。
Volusionにはおよそ50のテンプレートしかありません。しかしすべてネットショップのために作成してあるのでかなりバリエーションに富んでいると言えます。テンプレートは見た目も使い心地も素晴らしく、Site123やWeeblyにないような魅力的なデザインポイントがあるものやアッと言うような素敵な特徴もあります。
サイトを作成し始める際、初心者がネットショップをデザイン、セットアップする際にステップバイステップで説明してくれるのは本当にいいと思います。カスタマイザーはとても分かりやすいですが、WeeblyやSite123のデザイナーと同じようにカスタマイズオプションに限りがあります。
WordPress 1
最後に、WordPress.comをご紹介します。WordPressはこれからも最大のウェブサイト開発プラットフォームの立場を保持することが予想されています。全サイトのうち25%を提供しているからです。WordPress.comはこの一覧で紹介した他のサービスと似たようなサービスを提供していて、初心者向けのサービスです。
WordPressへの登録は他のプラットフォームより少し手順が多いです。サイトに関して個人情報を入力しなければなりませんし、いくつかアップグレードを勧められるからです。どのプレミアムプランを選ぶかによってこのようなアップグレードは無料で利用できる場合があります。また、無料プランには他のプラットフォームより制限が少ないのも特徴です。
テンプレートの数は300弱で、Wixから2番目に種類が多いプラットフォームです。しかし品質に関してはいいものとそうでもないものがあります。品質管理が厳しくなってきているのでテーマの質が改善されているのは嬉しいものです。
WordPressはブログにターゲットを向けているので頻繁に投稿を公開したい場合には最も能率的なプラットフォームです。全体的にカスタマイズオプションは他のプラットフォームと比べて少ないですが、どのテンプレートを選択したかによってカスタマイズできる部分が異なります。
ただしビジネスプランは話が違います。サードパーティーのプラグインや他のサービスとの統合が可能なので可能性が格段に広まります。
ウェブサイトを自分で作成しましょう
このガイドで明らかになったと思いますが、どんな目的やニーズがあるかによってどのプラットフォームが適しているのかが決まります。操作の簡単さだけを重視しているのだったらWeeblyかSite123がおすすめです。両方とも使い慣れるのに全く時間がかかりません。Volusionも似ていますがネットショップに特化しています。
WordPressは非常に基本的な機能だけで拡張機能も限られていますが、より高価なプランを選択することで色々な機能を利用できるようになります。ブログに最適なプラットフォームの一つです。サードパーティーのプラグインが利用できるようになると、可能性は無限に広がります。ご紹介したプラットフォームの中では機能と操作の簡単さに関してはバランスがいいサービスはWixだと思います。