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両方のウェブサイトビルダーを使用してサイトを作成し、徹底調査を行った結果、Wixがほとんどのユーザーにとっておすすめである印象を受けました。
しかし、もちろん全ユーザーに最良な選択肢であるとは限りません。今回の検証では客観的な立場からおすすめサービスを選んでいますが、個人的なニーズや好みもあるかと思います。ですので、以下の各項目を参考にして、ご自身のニーズに合ったビルダーがどちらなのか選ぶと良いでしょう。または、Wixに無料でサインアップして実際に試されることをおすすめします。
1. 操作の簡単さ
WixとSquarespaceの始め方
WixとSquarespaceは、ウェブサイトビルダーの中でも特に使いやすいです。どちらも、それぞれの公式ページにアクセスしてアカウントを作成し、サイトを作成するボタンをクリックするだけで利用を始められます。その後は、テンプレートからサイト構築するか、白紙のキャンバスから始めるか、またはビルダー独自の機能を使用してカスタムサイトをデザインするか、3つのオプションがあります。 Wixの場合、エディターは日本語で利用でき、AIチャットボットが付いています。このチャットボットにサイトに関する質問をされますのでそれぞれ答えましょう。例えば、名前、サイトに関する一般的な情報、追加したい詳細情報などを聞かれます。ブログを掲載する予定であれば、取り上げたいトピックも尋ねてきます。 チャットボットとの「会話」が終了すると、Wixはあなたのサイトのダッシュボードにリダイレクトします。ダッシュボードには、あなたの回答に基づいて、アプリ、テキスト、画像が追加されています。ただし、これはWix AIがあなたのサイトをデザインしてくれるというわけではありません。ビジュアルアイデンティティを作成するには、「サイトをデザインする」をクリックします。 この時点では、まだあらかじめ用意されたテンプレートから始めることもできます。Wixにすべてを任せてしまいたい場合は、サイトのテンプレートを自動生成させることもできます。Squarespaceには日本語のエディターUIやWixのようなAIチャットボットはありませんが、Squarespace Blueprintと呼ばれるより多機能なテンプレート作成機能が用意されています。Squarespace Blueprintを使うと、サイト専用のテンプレートを作成できます。テンプレートページに移動し、独自のテンプレートを構築する、を選択するだけです。 サイト名を入力したら、Squarespaceのさまざまな既成の項目の中から追加するコンテンツを選択してホームページを構築できます。追加する追加ページ、サイトのカラーパレット、タイポグラフィを選択しましょう。最後に、編集を開始するか、SquarespaceのAIテキストジェネレーターに簡単な事業説明を記入してコンテンツを事前に作成してもらいます。 WixのAIチャットボットの方が若干よりパーソナライズに優れていますが、どちらのビルダーも、理想のサイトを作れるようにカスタマイズ作成できるシンプルなツールを提供しています。また、WixやSquarespaceのテンプレートからお好みのテンプレートを選択し、サイトのデザインを手動で編集するという従来の方法もあります。
WixとSquarespaceは操作方法は異なるものの、いずれも使い方は簡単
実際にサイトをカスタマイズするにあたって、この2つのサービスを比較する際、デザインの柔軟度について言及する方が多いのではないでしょうか。しかし、これは具体的にどういう意味なのでしょうか?Wixはドラッグ&ドロップのエディタ形式なので、「フレキシブル」にデザインできます。基本的に、Wixの場合は、膨大なカタログから好きな要素を選んで、サイト上の好きな場所に配置できます。これは客観的にみるとメリットた高く、実際に良いことなのですが、ウェブデザインのスキルに自信がない場合は圧倒されてしまうかもしれません。結局のところ、Wixのクリエイティブの自由度の高さは、サイトの構造を台無しにしてしまう可能性もあることを意味します。これは、初心者だけでなくプロにも起こりうることです。 Wixでは、あらかじめ用意されたコンテンツブロック(「セクション」と呼ばれています)をページに配置して、グローバルスタイルも簡単に編集できます。つまり、サイトをデザインする際に完全に自分だけで構築する必要はありません。しかし、あらかじめ用意されたセクションだけに頼ってWixのカスタム機能を使わないのも勿体ないでしょう。 一方、Squarespaceには、セクションエディタを採用しています。まずセクションを追加してサイトの構造を決めて、その後、ほぼすべてのフィールドにカスタム要素を追加することができます。ただし、セクション内のどこにでもブロック(Squarespaceのウィジェット用語)を追加することはできません。Squarespaceにはグリッドシステムが実装されており、コンテンツが適切に構造化されるようになっています。
このように、WixとSquarespaceのデザインの構築手順は異なります。Wixではセクションごとに作業を進めることもでき、Squarespaceは空白のセクションをたくさん追加して、コンテンツブロックを埋めることができます。Squarespaceの場合、調整する前にデザイン構造を確立できます。逆に、Wixはより流動的なアプローチで、個々のコンポーネントから作業を開始し、作業を進めながら全体的な構造を調整できます。 どちらも使い方は簡単ですが、クリエイティブな自由度や構造の調整のしやすさを考慮すると、このカテゴリーではSquarespaceに軍配が上がりました。どちらのビルダーも誰でも簡単に独自のサイトを作成できますが、Squarespaceを使ってサイトのデザイン構造が変になったり見た目が悪くなってしまう確率はかなり低いです。
2. テンプレート
WixとSquarespaceのテンプレートは業界でもトップレベル
WixとSquarespaceは、他社のウェブサイトビルダーよりも高レベルのテンプレートを提供しています。個人的な意見ですが、テンプレートの数、質、カスタマイズ性に関して業界でもトップレベルでしょう。 WordPress.comやShopifyのようなサービスでは、サードパーティのテンプレートが数千種類用意されていますが、これらは通常有料であり、編集するには外部プラグインが必要となります。他のビルダーでは、どれも似たようなテンプレートしか用意されていなかったり、サイトを編集しようとすると、レイアウトに縛られがちです。WixとSquarespaceのテンプレートは無料で、数も多く、デザインもかなりしっかりしています。Wixは19のカテゴリーと79のサブカテゴリーに分けられた800以上のテンプレートを提供しています。これらのカテゴリーは、各テンプレートを用途やテーマ別に分類されています。ですから、スポーツブログからリサイクル施設のサイトまで、様々な用途にあったテンプレートが見つかります(実際に、リサイクル施設用のテンプレートもありました)。 また、前述しましたが、Wixはカスタマイズの自由度がかなり高いです。例えば、スピリチュアルウェルネスのポッドキャストテンプレートをペット服の販売サイトに変えるといったことも可能です。 正直なところ、テンプレート数が800個というのは、決して多い方ではありません。しかし、Wixのテンプレートはユニークなものが多くデザイン性が高く、視覚的にインパクトがあります。一方、Squarespaceはテンプレート数がさらに少なく、170個あまりしかありません(競合他社と比較しても、これは少ないです)。これらのテンプレートは、コンテンツに基づいて21のトピック・機能に基づいて8つのタイプに分けられています。 Squarespaceのテンプレート提供数は少ないですが、デザイン性の高いテンプレートが豊富です。Squarespaceのテンプレートは受賞歴のあるデザインチームによって構築されているからです。受賞したのは10年以上前に開催されたウェビー賞ですが、現在でもSquarespaceのテンプレート品質は素晴らしいです。
両社のテンプレートのクオリティは同レベルと言えるでしょう。しかし、Wixの方がテンプレート数が多く800個以上あることを考慮すると、僅差でWixに軍配が上がるでしょう。とはいえ、ミニマルなデザインで目を引く美しいテンプレートをお探しなら、Squarespaceもぜひ検討すべきです。
3. アプリとアドオン
Squarespaceはサービス連携がスムーズ – Wixはアプリが豊富
Squarespaceの最大の強みは、サードパーティのサービスとシームレスに連携できる点です。アプリマーケットは見つけづらいものの、オーディオの埋め込みや予約ツールなどの機能がSoundCloudやAcuityなどの他社サービスによって管理されています。 サービス統合はシームレスにできます。サードパーティのサービスを使用する場合でも別のサイトに移動するような途切れた感はなくSquarespace上にあるようにスムーズです。さらに、各サービス連携はSquarespaceのチームに完全サポートしてもらえるのも嬉しい点です。なお、Squarespaceがアプリマーケットを提供していないということではありません(少し見つけにくいだけです)。サイト設定タブで、サードパーティツールセクションまでスクロールダウンし、拡張機能をクリックすると、Squarespaceの連携マーケットにアクセスできます。そこでは、ビジネスツールや配送とフルフィルメントなどのカテゴリーがあり、ビジネス管理に特化した数十個の項目が用意されています。 逆に、Wixはアプリに関しては「数に越したことはない」というアプローチをとっており、VimeoやSoundCloudなどのサービスとの内蔵連携も提供していますが、アプリマーケットはより広範で探しやすいもです。Wixのアプリマーケットでは、サードパーティの連携から分析、面白3D効果、画像編集ツールまで、あらゆる項目に対応したサードパーティのアプリが数百種類用意されています。
両社の違いとしては、Squarespaceはビルダーに組み込む要素を慎重に厳選していますが、Wixはより自由で幅広いアプローチをとっていることです。
Squarespaceは、ビジネスサイト用に180以上の厳選されたテンプレートを提供しています。一方で、Wixはあらゆる用途に対応する800以上のテンプレートを用意しています。Squarespaceは、厳選されたビジネスツールとの統合を提供しています。Wixでは、サイトの指標を追跡するアプリから好きなページに雪を降らせることができるデザインアプリまで、さまざまなアプリを提供しています。 Wixのアプリマーケットには一部微妙なアプリもありますが、全体的にはクオリティーが高いでしょう。提供アプリの数が多いため、役に立たないアプリも増えるかもしれませんが、役立つアプリもたくさんあります。
4. Eコマース
どちらも優れたEコマースツールを備えているが、Squarespaceの方が優秀
SquarespaceとWixは、Eコマースに関してはほぼ互角です。どちらもEコマース専用プラットフォームではありませんが、自動税金計算、在庫追跡、デジタル製品、ソーシャルメディア販売など、さまざまなEコマースツールを提供しています。どちらのビルダーも、Eコマースのインターフェースは専用のダッシュボードで管理するため、そこに関しても大きな違いはありません。 多くのウェブサイトビルダーはストアページデザインで選択できるレイアウトの数は多くありませんが、SquarespaceとWixにはさまざまなレイアウトが用意されています。どちらのサービスでも、サイト全体のテーマに合わせて自由にストアのデザイン変更が可能です。また、どちらのサービスにもEコマース機能が最初から組み込まれているため、見た目も動作もスムーズです。 なお、どちらのサービスも、最安プランでは商品の販売はできませんのでご注意ください。但し、Squarespaceの「パーソナル」プランではデジタル商品の販売は可能ですが、9%の取引手数料が発生します。eコマース機能を利用したり取引手数料を抑えるには、Wixの「コア」プランまたはSquarespaceの「ビジネス」プランにアップグレードして、基本的なeコマース機能を取得する必要があります。 Squarespaceの連携ダッシュボードはより直感的に操作できるような設計になっており、一部専門的なツールも組み込みで提供されていますが、Wixの場合は同じ機能を利用するのにサードパーティ製アプリのインストールが必要になるケースもあります。しかし、率直なところ、Wixの欠点はそのような手間が発生するといった点だけです。5. ブログ機能
Squarespaceはより優れたブログ機能を提供しているが、Wixはより多くのコンテンツツールを提供している
SquarespaceとWixのブログ機能はかなり似ていますが、eコマース機能に比べると若干の違いはあります。どちらのサービスでも、下書きを保存したり、投稿を公開するスケジュールを組んだり、カテゴリーを追加したりできるなど、ブログをしっかり作成できるオプションが用意されています。 大きな違いのひとつは、Wixのブログ投稿エディタは、インターフェースが別に用意されていることです。投稿エディタ自体は悪くありませんが、執筆中に、ユーザーにどのように表示されるのかを明確に把握することはできません。この点に関しては、Wixはサイトビルダーなのになぜ?と思われるかもしれませんね。 一方、Squarespaceでは、ドラッグ&ドロップエディタでページをデザインしているような感覚でブログ記事も書けます。デザインやレイアウトの自由度はWixほど高くありませんが、投稿が読者にどのように表示されるかを確認することもできます。 しかし、コンテンツマーケティングを優先する場合は、Wixのブログツールが優れています。内蔵されたAIツールを使用して、次のブログ記事のアウトラインとコンテンツを作成できます。Wixは、独占有料コンテンツを設定し、Google広告を表示するための収益化ツールも提供しています。次に、コメントマネージャーと分析機能を使用して、サイトのエンゲージメントを追跡できます。6. マーケティング
Wixはマーケティングツール一式を提供
Squarespaceはマーケティングに関しては間違いなく強力なツールです。Squarespaceでは、メールキャンペーンの作成が簡単にできるだけでなく、ページエディタと同様にビジュアルにも重点が置かれているため、メールキャンペーンで潜在顧客を惹きつけることができます。 さらに、Squarespaceはキャンペーンのパフォーマンスを追跡する機能も備えています。メールキャンペーン以外にも、Squarespaceの連携マーケティングダッシュボードでは、SEOの表示設定や、ページへのプロモーション用ポップアップの追加、メタ管理サイト(FacebookやInstagramなど)向けの広告の作成も可能です。 それでも、タイトルにある通り、マーケティングツールはWixの方が優れています。SquarespaceよりもWixのマーケティングツールの方がよい良い理由とは?それは、Squarespaceは便利なマーケティングツール一式を提供しており、マーケティングダッシュボードも使いやすいですが、WixはSquarespaceよりもはるかにコスパが高いマーケティングツールを提供しているからです。Wixは、Squarespaceのマーケティングダッシュボードにあるすべてのツールを提供しているだけでなく、SEO設定へのより詳細な連携が可能になっています。例えば、Google広告に接続しGoogleビジネスプロフィールを取得してカスタム訪問者フォームを作成することができます。さらに、Wixでは、ロゴ、Tシャツ、名刺などのカスタムブランディング要素を作成することもできます。 ここ10年ほど名刺を使う人が減っているという事実を考慮しても、マーケティングツールは多ければ多いほど便利です。そのため、マーケティングツールがより充実しているWixの方が優れていると言えます。
7. SEO対策
WixはSEOをレベルアップできる
これは前述した他の機能に関しても癒えることですが、SquarespaceのSEO機能はクオリティー高く使いやすいのに対して、WixのSEO機能は使いやすさには劣るかもしれませんが、できることがより多いです。 Wixでは、メタタグやURL編集といった基本的なこと以外にも、URLリダイレクトやrobots.txtファイルの編集も可能です。これらのファイルはウェブブラウザと直接「通信」し、サイトの検索エンジンランキングに直接影響を与えます。 また、サイトを素早く最適化したいなら、WixにはAI駆動のツール「Wix SEOセットアップチェックリスト」も用意されています。これは前述と同様に、いくつかの質問に答えるだけで、Wixが自動的に回答に基づいてサイトのSEO設定を調整してくれるというものです。 一方、Squarespaceは、大手ビルダーが通常搭載しているような基本的なSEOツールのみを提供しています。タグやメタディスクリプションを変更したり、基本的なURL調整を行うことができますが、できることはそのくらいです。 しかし、注目すべきは、SquarespaceではSEOの専門家を雇ってサイトを最適化してもらうこともできるという点です。但し、これは有料サービスであり、SquarespaceはWixよりも基本的なSEOツールが少ないため、Wixに比べると機能としては不十分でしょう。8. 価格設定
総合的に見て、Squarespaceの方が若干安い
Wixは基本機能を備えた無料プランを提供していますが、Squarespaceには14日間の無料トライアルのみで無料プランはありません。両方のウェブサイトビルダーは、かなり似た価格帯で同等の機能を備えた4つの有料プランを提供しています。ただし、Squarespaceはスタータープラン以外の全プランで年間価格を割安で提供しています。 WixとSquarespaceは、いずれも月額払いを選ぶと料金が割高になります。Wixでは最長3年間の請求期間を設定でき、このオプションにするとSquarespaceよりもかなりお得です。しかし、大半のユーザーは年間払いが一般的であるため、価格帯ではSquarespaceに軍配が上がるでしょう。無料で出来ること
費用をかけずサイトを作りたいのであれば、Wixの無料プランを検討しても良いでしょう。但し、サイトにはWixのサブドメインが付き、Wixの広告がかなり多く表示されます。また、ストア機能にはアクセスできません。無料のWixサイトはビジネス向けのサイトには適していませんが、学校のプロジェクトやRPGのキャンペーンには十分でしょう。 Squarespaceには無料プランはありませんが、14日間の無料トライアルを提供しています。30日間の無料トライアルがあるウェブサイトビルダーもあるので、それに比べると短い期間ですが、Squarespaceを長期的に利用する価値があるかどうかを判断するには十分な期間であると言えるでしょう。有料プランで出来ること
年間契約を利用する場合、WixのライトプランとSquarespaceのパーソナルプランはほぼ同額になります。機能面でもかなり似ており、1年間の無料ドメイン、広告なしサイト、それなりの量のストレージスペースが利用できます。 その名の通り、これらのプランは純粋に個人的な目的でサイトを立ち上げたい場合におすすめです。両者の価格がほぼ同じであるため、どちらのビルダーを選ぶかは好みによるでしょう。しかし、ビジネスプランになると金額や機能に若干違いがあります。 ビジネスプラン(どちらも価格ページで「推奨」と表示されています)は、Wixの場合$36.00、Squarespaceの場合は$23.00〜から加入できます。双方のプランには、eコマース機能、サイト分析、マーケティング連携機能などが付いています。 WixとSquarespaceの「パーソナル」および「ビジネス」プランで利用できる機能の比較表は次のとおりです。Wix ライト | Squarespace パーソナル | Wix ビジネス | Squarespace ビジネス | |
最低価格 | $17.00 | $16.00 | $36.00 | $23.00 |
無料ドメイン (1年) | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
帯域幅 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ストレージ | 2 GB | 無制限 | 100 GB | 無制限 |
SEO最適化 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
アナリティクス | ✘ | ✔ | ✔ | ✔ |
Eコマース機能 | ✘ | ✔(デジタル 製品に限定) | ✔ | ✔ |
9. カスタマーサポート
Squarespaceのサポートはより効率的です
個人的な経験では、Wixのカスタマーサポートは毎回当たり外れがあります。カスタマーサポートは日本語にも対応しており、どんな質問にも即効で返答してもらえることもあれば、質問の答えになっていないリンクや記事のループになることもあります。 一方で、Squarespaceのサポートは全く別物です。私の同僚が実際に問い合わせたところ、Squarespaceはライブチャット(月曜日から金曜日、東部標準時の午前4時から午後8時まで)、メールチケット、公式Squarespaceフォーラムのいずれも、毎回すぐに回答してもらえるとのことでした。 しかし、電話でのサポートをご希望の場合はWixのサポートの方が適しているかもしれません。Wixでは英語での24時間365日の電話サポートを提供しており、その他の言語(日本語もあり)では営業時間が決まっていますがコールバックサービスを提供しています。ですので、タイピングでのやり取りが苦手な方は、電話が良いかもしれません。ただし、ライブチャットまたはコールバックサポートは、WixBotでサポートを受けられない場合にのみ、接続されます。 Wixのサポートも良い点がありますが、カスタマーサポートの質に関しては、Squarespaceの圧勝でしょう。10. AIツール
WixはAIをより活用している
WixはAIをうまく活用したユーザーカスタムベースのウェブサイトビルダーです。ユーザーがAIの一連の質問に回答をしてニーズや好みを理解し、それに応じてカスタマイズされたサイトレイアウトを生成します。また、サイトセクション、ロゴ、製品説明、Eメールなどを構築するのに役立つAIツールも用意されています。 Wixは、他社のウェブサイトビルダーのように、基本的なAIではなく、コンテンツ作成のための最新のGPTやカスタム画像の生成のためのDALL-Eとの連携など、高度なAIアルゴリズムを使用しています。これにより、パーソナライズ度が高くデザイン性に優れたサイトが作れるようになっています。Wixが1位にランクインした理由については、当サイトのおすすめのAIウェブサイトビルダーに関する記事もご参考ください。 SquarespaceはAIによる作成プロセスをそれほどプッシュしてはいませんが、画像の最適化、コンテンツの構造化、SEOの改善に役立つAI強化ツールを提供しており、デザインに関する幅広い知識がなくてもプロフェッショナルなウェブサイトを作成できるようになっています。Wixは自由自在にサイトを構築できる
Squarespaceの構造化されたデザインプロセスやビジネス向け機能は気に入りましたが、Wixのデザインの自由度の高さには敵わないでしょう。Wixはプロのデザイナーでなくてもサイトを簡単にカスタム作成できる数少ないプラットフォームといえます。 Wixの膨大なテンプレートギャラリー、膨大なアプリストア、マーケティング機能は幅広い分野のサイトに対応しており、歯科医院、法律事務所、新刊本用のサイトまで様々なサイトを作れます。Squarespaceは、このような方におすすめ…
Squarespaceは、ビジネス目的で特にポートフォリオやギャラリーなどデザイン性にこだわったサイトを構築したいと考えている方に最もおすすめです。エディタの最新機能で高度なカスタマイズができるだけでなく、デザインの凡ミスなども防ぎやすくなっているので、訪問者を惹きつけるような印象のあるサイトを確実に作成できるでしょう。Wix
Squarespace
テンプレート
800個以上
170個以上
モバイル対応
対応していないが、モバイルエディタがあり
全テンプレートで対応
機能と使いやすさ
ドラッグ&ドロップ式の簡単エディタ
デザイン用の構造化グリッドオーバーレイ
アプリ
巨大なアプリマーケット
規模は小さいが質の高いアプリマーケット
ブログ機能
あり、Wix Blog機能
高度なブログ機能を内蔵
Eコマース
幅広い分野のアプリ、ドロップシッピングや
オンデマンド印刷オプションなどあり
販売、支払い、注文、在庫管理ツールなどあり
マーケティング
自動化マーケティングツール、ソーシャルメディア広告ツール
Eメールキャンペーン、ソーシャルメディア分析との連携
SEO対策
包括的なSEOツール、SEOアプリ、およびプロンプト
Wixと同様の基本的なSEOツールはあるが、SEO専用アプリはない
価格設定
無料プランあり、プレミアムプランは$17.00から
無料プランなし、14日間のトライアルのみ、プレミアムプランは$16.00から
サポート
WixBot、ヘルプセンター(日本語)、コールバック(日本語)、ライブチャットサポート
(多言語)
ライブチャット、Eメール、ヘルプセンター、ウェビナー、コミュニティフォーラム
セキュリティ対策
データの暗号化、PCIコンプライアンス、DDoS攻撃
対策、セキュリティ監視、
バグバウンティプログラム
SSL証明書、PCIコンプライアンス、セキュリティ監視、2FA、
DDoS攻撃対策
海外対応
Wix Multilingualで180以上の言語をサポート、複数の通貨に対応、
グローバルな決済
処理が可能
多言語サポート、複数の通貨に対応、統合された決済
ゲートウェイ、国際的な
配送のサポート
フォント
カスタムフォントのアップロード、Google、Adobe、Monotypeを含む
広範なフォントライブラリ
に対応
高品質な内蔵フォントライブラリ、カスタムフォントとGoogle
およびAdobe Fontsの連携をサポート